HAReGI

http://kaoritamura.com

HAReGI

3、4月公演予定

3月予定

3月31日(日)

ダンサロンvol.5

@青山スパイラルホール

-酒井直之+中村駿
振付・出演/酒井直之、中村駿   楽曲提供/井上裕二(Dill)

衣装協力で参加しています。

4月予定

4月14日(土)、15日(日)

ヨコハマ大道芸2018

谷口界さんの衣装で参加しています。

場所や時間の詳細はサイトを参照ください。

 

4月21日(土)22日(日)

野毛大道芸

ながめくらしつの衣装で参加しています。

DenchuLab’17「田中邸を纏う」

DenchuLab.2017 〜旧平櫛田中邸のアトリエを新たな創作・交流の場に〜
DenchuLab(デンチュウラボ)は、日本の近代彫刻を拓いた彫刻家・平櫛田中の旧居兼アトリエである旧平櫛田中邸(きゅうひらくしでんちゅうてい)を、アートを通じて地域・世界の人々と再生し、新たな創作と交流の場として育てていく活動の一環として、アーティストの制作・発表を応援する事業です。

上記事業の支援アーティストに採択頂き、制作展示を実施しました。

「田中邸を纏う」Get into Denchu

人のからだを中心に、その周辺を覆うものとして衣装と建築には多くの共通点類似点があります。衣服のシルエットは建築物の大きさ、部屋の形のようです。釦やファスナーの着脱構造・開閉部分は家の扉や窓。布の模様は壁や障子紙の柄のようです。田中邸を訪ねた際に印象に残った、入り組んだ間取り、窓の格子、窓ガラスの凹凸が成す模様などをデザインに落とし込み田中邸を『纏う』(=get into)試みをします。普段は舞台裏となる制作過程の記録や、過程で派生する品々また出来上がった衣服の試着、販売もしました。

 

■リサーチ

田中邸の成り立ちや、そこでの暮らしぶりをインタビューや文献から調べると同時に、平櫛田中氏の彫刻作品を小平の美術館で彫刻作品を観るなど「生活者」として、また「彫刻家」として平櫛田中がどんな生き方をしていたかを知っていくところから始めました。

■模様の収集

①建物で特に印象に残ったのは、現代にあまり見ない装飾的なガラスでした。フロッタージュの手法を用いて家の凹凸を画用紙に写し取る。

台所の戸棚

台所の窓

アトリエの窓

境目の窓

②建物そのものはあまり装飾がなく、その分2階ベランダ部分を支える金具に施された唐草模様や、スイッチプレートの花紋がとても印象に残りました。

スイッチプレート

2階窓部分の金具

 

③母屋のサンルームは娘さんの療養のために後から作られたもので、庭に面した心地よい空間。そこから見える庭の植物をスケッチしました。

庭の風景

 

 

 

 

 

 

 

他にも、柱の木目や石畳、障子紙の梅模様など、日を経るにつれて様々なものが模様として目に飛び込んできたが結局上記の3パターンで実際の生地を作ることにしました。

■シルエット

衣服の前提として、日々使われる続ける田中邸の在り方のように、日々の生活で使うことのできる服を作る、ということを前提としてデザインを進めることにしました。

■付属(釦)

スイッチプレートの花紋が珍しく、今の家には見られない装飾。パッと見た瞬間に「これが釦だったらかわいらしいだろう」と思い、石膏型を取り、3Dスキャナー、3Dプリンターなどを使い、同型でサイズ違いのボタンを作成し、服に使用しました。

3Dスキャンするため白色石膏で型取り

3Dプリンタで釦のサイズに縮小し出力

Oシリコン型にレジンを流して硬化させる

釦として服に使用

■展示

「パタンナー」という仕事は、服飾デザイナーや縫製に比べて、あまり知られていないように感じていました。衣服(作品)が出来るまでの工程を、映像、制作過程の仮縫いなどの過程物を展示することで視覚化。特に映像に関しては「田中邸アトリエ」での制作過程と「自宅アトリエ」「インタビュー」で構成されいます。平櫛田中氏が制作したアトリエがあるように、自身も自宅にアトリエを構えているので、「協演」するような感覚もありました

型紙と仮縫い(トワル)

田中邸での制作過程映像

自宅アトリエでの制作過程映像

■オリジナルテキスタイル

本作品の軸となる「建築を纏う」ことを大きく3軸で構成しています。その一つが建物から模様のオリジナルテキスタイル。二つ目は建物の構造、三つ目は家の歴史・物語を、それぞれ纏うことです。

オリジナルテキスタイルを作るにあたり、株式会社OpenFactory様にご協力頂き、クリエイター支援プロジェクトとして取り上げて頂いた。1メートル単位から、手描きや写真など様々な画像をプリントして生地にしてもらうことができる。今回のDenchuLabの企画以前から、こういった技術があることは知っていたのですが、作品に対する技術の必然性がピタリと一致したのははじめてでした。これまでは、衣装を作る際は徹底的にアナログに、細かいパーツを繋いだり、染色をするなど、新しい技術に縁遠いことをしていました。技術が発想と結びつくことで、強度の高いものが生み出されることを実感したとこがとても印象的でした。

■建築と衣服の類似

本企画の原点である「服と建物って似ているな」という漠然とした考えは、身体を軸として、その周辺を包むもの、というざっくりとした認識から始まりました。衣装を作っていると、衣装の先端だけでなく、それを包む空間も一緒に変化しているように感じます。そこに何か科学的な根拠があるわけではなく、そう感じることがとても多いのです。

リサーチを経て印象に残ったのは、建物も衣服同様、人間の体の大きさや所作を基準につくられているという点です。例えば障子の桟の幅や長さは、障子紙合わせて作られている。障子紙は人が漉いていて、両腕で漉く器具を動かせるそのサイズになっている。というお話です。話が戻りますが、「建築を纏う」二つ目の軸となる構造は、田中邸が建増しを繰り返して今の形に至っているという経緯から、襟と袖が「建増し」出来る服に反映されています。企画の当初は「模様」「構造」の2軸しか想定していませんでした。

リサーチを進めていくうちに、三つ目の軸となる、建物が湛えている物語が現在の風景と共に色濃く立ち上がってくるのを感じました。1月の冷え込む木造家屋にも関わらず、ひときわ暖かく日の差し込むサンルームと、そこで療養をしていたという娘さん。平櫛田中氏が自身の着物だけでなく、娘さんの着物も近所の方に仕立ててもらっていた。製作中は作務衣を着ていた。という人間味あふれる話の数々が、衣服のデザインに流れ込んできました。この「物語」がデザインに入ってくることは当初予想をしていなかったので、自身が一番意外に感じるのと同時に、田中邸を通して、時間を超えて、ここに暮らしていた人々の肌に触れたような感覚になり非常に嬉しかったです。

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■最後に

会期後半に、平櫛田中氏のお孫さんであり小平 平櫛田中美術館館長の平櫛弘子さんに作品をご覧いただく機会を得ました。多くコンセプトなどお伝えする前に、展示されている服をご覧になって「こういうモンペ、履いてましたよ」「作務衣を着て仕事してました」「母の着物は寝たきりでも楽なように、こんな風に(ワンピースを指さして)衿が細くて、足が不自由だったから、裾が広がっていたんです」という言葉を頂きました。まるで作品に込めた思いの答え合わせをしてもらっているようで、不思議な出来事でした。

本企画にあたり、たくさんの方にご協力頂きました。この場をお借りして改めて、心から御礼申し上げます。有難うございました。

 

DenchuLab.2017

2018年2月23日〜3月4日

旧平櫛田中邸

[主催]でんちゅうず(NPOたいとう歴史都市研究会、一般社団法人 谷中のおかって)

[協力]井原市、平櫛弘子氏、東桜木町会、東京藝術大学大学院保存修復建造物研究室

[助成]アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

[生地協力]株式会社 OpenFactory:Happy Fabric クリエーター支援プロジェクト採択

[技術協力]佐藤 成行(ボタン3Dデータ作成)

[製作・設営協力]坂本 のどか

[撮影・編集]野本 直輝

[会場写真]前澤 秀登 [モデル]谷口 界

 

DebchuLab始まりました

無事に初日を迎えました。

平日にも関わらずたくさんの方にお立ち寄り頂き、本当に有難うございます。

今日は13時~15時まで、小平の平櫛田中美術館館長さん、平櫛田中のお孫さん平櫛弘子さんを迎えて

トークセッションがあります。

お時間許しましたら、散策かねて是非お越しください。

また、今回の企画に際して、5種類のオリジナルのプリント柄を作成しています。

株式会社OpenFactory様・Happy Fabricのクリエイター支援プロジェクトに採択頂き

下記で同じ模様の生地を購入することも可能です。生地も多数選択することができます。

https://happyfabric.me/designs/66752

今回は制作過程のほぼ全ての段階を、映像作家の野本直輝くんに記録してもらいました。
普段表に出ることのない、服作りの過程を表に出す試みです。
展示するすべての服は、試着・購入可能です。

 

また、今回は作家関根ひかりさんの展示も同時に見ることができます。
とても繊細な作品で、時間をゆっくりと感じることができるかと思います。

ぜひ上野、谷中散策を合わせてご来場下さい。

http://okatte.info/denchu/category/news

DenchuLab.2017
[会期]2018年2月23日(金)〜3月4日 (日)
開場時間/11時〜17時
[会場]旧平櫛田中邸(東京都台東区上野桜木2-20-3)
[入場料]500円

[アーティストトーク]
2018年2月24日(土) 13:00〜15:00
ゲスト:平櫛弘子(小平市平櫛田中美術館館長)

[主催]でんちゅうず(NPOたいとう歴史都市研究会、一般社団法人 谷中のおかって)
[協力]井原市、平櫛弘子氏、東桜木町会、東京藝術大学大学院保存修復建造物研究室
[助成]アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

[生地協力]
株式会社 OpenFactory:Happy Fabric クリエーター支援プロジェクト採択
岡本テキスタイル(岡山県井原市)
[技術協力]佐藤成行(ボタン3Dデータ作成)
[製作・設営協力]坂本のどか

 

DenchuLab 展示のお知らせ

下記展示に参加します。お知らせぎりぎりになってしまいましたが

お時間許しましたら、ぜひ足をお運びください。

特に2月24日は平櫛田中美術館館長である、平櫛弘子さんをお迎えしての

トークを予定しています。今から楽しみです。

制作も大詰めです!

◆展示のお知らせ◆

DenchuLab.2017
会期:2018
年2月23日(金)〜3月4日(日)
時間:11:00〜17:00
会場:旧平櫛田中邸(台東区上野桜木2-20-3)
入場料:500 円

アーティストトーク:2月24日 13:00〜15:00
ゲスト:平櫛弘子(小平市平櫛田中美術館館長)

http://okatte.info/denchu/

◆DenchuLabとは◆

日本の近代彫刻を拓いた彫刻家・平櫛田中の旧居兼アトリエである旧平櫛田中邸を、アートを通じて地域・世界の人々と再生し、新たな創作と交流の場として育てていく活動の一環として、アーティストの制作・発表を応援する事業です。
3年目となる2017年度は、選考により2組のアーティストが決定。1ヶ月半の滞在制作を経て、作品を発表します。

◆ 作品について◆

●田村 香織

「 田中邸を纏う Get into Denchu 」

人のからだを中心に、その周辺を覆うものとして衣装と建築には多くの共通点類似点があります。衣服のシルエットは建築物の大きさ、部屋の形のようです。釦やファスナーの着脱構造・開閉部分は家の扉や窓。布の模様は壁や障子紙の柄のようです。田中邸を訪ねた際に印象に残った、入り組んだ間取り、窓の格子、窓ガラスの凹凸が成す模様などをデザインに落とし込み田中邸を『纏う』(=get into)試みをします。普段は舞台裏となる制作過程の記録や、過程で派生する品々、また出来上がった衣服の試着、販売もします。

●関根 ひかり

「 光の染みを拭く 」

「あれ、汚れかな」と思ったら、窓の外からの小さな日差しが、壁に光の染みを作っていた。
──家屋に入り込む太陽の日差しは、床や壁に光の染みを作ります。光の染みは、一刻一刻かたちを変え、拭きとり去ることはできません。滞在制作のあいだ、私は田中邸の掃除をつづけてきました。そして、「もう誰も住んでいない古い家を掃除する〈私〉」を一人称とした小説を執筆しました。『光の染みを拭く』という名前の小説です。そして、この小説の言葉によって光の染みを縁取ることで、田中邸の長い掃除を終わりにしようと思っています。掃除が終わった部屋に、小説がありますように。

◆◇◆◇◆◇◆
主催:でんちゅうず(NPOたいとう歴史都市研究会、一般社団法人 谷中のおかって)
協力:井原市、平櫛弘子氏、東桜木町会、東京藝術大学大学院保存修復建造物研究室
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

お問い合わせ
DenchuLab.事務局
MAIL=dencyu@taireki.com
◆◇◆◇◆◇◆

 

豊永洵子ダンスパフォーマンス

豊永洵子ダンスパフォーマンス

衣装を担当しております。

関西の皆様、お時間許しましたら是非!

豊永洵子ダンスパフォーマンスのチラシ画像です

彼女の生き様、そのままアート

豊永洵子
1989年神戸生まれ。幼少より、お稽古ごとのひとつとしてダンスを習い始める。2009年筑波大学入学後、コンテンポラリーダンスに出合い、平山素子に師事する。2015年筑波大学大学院人間総合科学研究科修了(体育学)。東京でのダンサー活動を経て、現在フリーランスでダンスを踊りながら、名古屋女子大学文学部助教として、「身体表現」「身体活動」に関する授業の教鞭をふるっている。

コメント|「ダンス」と聞いて、どんなものを想像するでしょうか?様々な芸術分野と同じく、ダンスも日々進化し続けています。「ジャンル」にとらわれないダンス。身体だからこそ感じる「何か」をぜひ体験していただければと思います。(豊永洵子)

【共演】
風岡美沙、杉山絵里、津曲晴子

料金

フレンズ会員・一般500円

全席自由
未就学児の入場はご遠慮ください。
前売完売の場合、当日券の発売はありません。

チケット発売日

12月2日(土曜日) フレンズ会員先行発売
12月9日(土曜日) 一般発売

チケットの取り扱い場所

長久手市文化の家 0561-61-2888(チケット専用 ※電話予約は発売日の翌日から)
Nピア(アピタ長久手店2F) 0561-63-9200 窓口販売のみ

チケット購入方法

主催

長久手市

助成

平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

DenchuLab5日目

周りの方からアドバイスを頂きつつ、悩む。

いろいろな選択肢があり、それもよい、たしかに!と頷き、広かっていきます。

一度広げて、ごちゃっと混在して、あらら、どうしよう、となった後に

それでも残ったものたちが、本当に形になってくることとと思います。

学生ぶりの石膏型を作りました。

もちろん、衣服を作っていますよ。

 

 

DenchuLab 4日目レポート

サンルームから見えるもの、見えないもの。

ご近所の方へのインタビュー

書籍からは見えない生前の田中先生の様子が、ひとりの人として見えてくる。

情の厚い、真摯で、驕らない方だったからこそ、仲間が出資してアトリエを作ったのだろうと思います。

花のない庭に、朽ちかけの山茶花一凛

花壇の雑草にうもれている切り株。この樹はもしかして、田中先生も観ていたかもしれない。

庭も大正時代とは違っているようですが、この飛び石たちは時代を超えてここに在るような、気がする…。

風景なんて描くのは学生ぶりじゃないかしら。

彼是10年…小さいころから絵が好きで、それで美術の学校に進んだことを思い出しました。

DenchuLab2日目レポート

今日は初日に引き続き、田中邸の模様を採集しました。

気になっていた「サンルーム」は娘さんの体調が芳しくなかった際

外出ができないことを気遣って後から改築して作られたものだそうです。

それを聞いてから、娘さんはその窓から何を観ていたのかが気になっていました。

1月の庭は葉が落ちた木々の枝が凛と立ち上がっていて

色彩は少ないながら心地よい陽の光が差し込んでいました。

果たして娘さんが絵を描いていたかはわかりませんし、木々の様子からして、きっと大正の当時から

ここに生きている樹木はいないのだろうけれど。

普段描くのは衣装のデザイン画や人物のラフばかりなので、じっくりと、ものを描くと元気になりました。

公開は2018年2月24日~3月4日を予定しています。

DenchuLabについて→http://okatte.info/denchu/

たいとう歴史研究会について→http://taireki.com/hirakushi/

DenchuLab1日目レポート

制作1日目@平櫛田中邸

平櫛田中邸の管理をされている椎原さん(たいとう歴史都市研究会)からお話をうかがいました。

田中邸のお掃除の仕方、障子紙の大きさが人が手で紙を漉けるサイズであり

そこから障子のサイズが必然的に決まってきていること

田中先生が実際に生活で使っていたであろう近所の商店の話など、興味深いことばかりです。

今日は早速、田中邸の模様採集を始めました。

大正8年に建てられたアトリエは、彫刻に適した安定した明かりを取るために真北を向いています。

その採光の大きな窓ガラスは当時のもので、近づいてみると(とっても高い位置にあるのです)

優しい凹凸がありました。

北側で天井が高いこのアトリエ、冬場はきっと今のように冷え込んだんだろうな

田中先生も「おお寒い」なんて言いながら制作していたんじゃないかしら。

今回は制作記録を映像作家の野本直輝さんにお願いしています。どんな展示になるか、ご期待ください。

公開は2018年2月24日~3月4日を予定しています。

DenchuLabについて→http://okatte.info/denchu/

たいとう歴史研究会について→http://taireki.com/hirakushi/

 

DenchuLab

DenchuLab(デンチュウラボ)は、日本の近代彫刻を拓いた彫刻家・平櫛田中の

旧居兼アトリエである旧平櫛田中邸(きゅうひらくしでんちゅうてい) を、アート
を通じて地域・世界の人々と再生し、新たな創作と交流の場として育てていく活
動の一環として、アーティストの制作・発表を応援する事業です。

こちらの事業に支援アーティストとして採用頂きました。

作品発表は、2月23日〜3月4日を予定しています。
ぜひ会期中、足をお運びください。

詳細は上記DenchuLabのウェブサイト、またはFacebookページをご確認ください。

こちらのブログでも随時更新していきます。