制作1日目@平櫛田中邸
平櫛田中邸の管理をされている椎原さん(たいとう歴史都市研究会)からお話をうかがいました。
田中邸のお掃除の仕方、障子紙の大きさが人が手で紙を漉けるサイズであり
そこから障子のサイズが必然的に決まってきていること
田中先生が実際に生活で使っていたであろう近所の商店の話など、興味深いことばかりです。
今日は早速、田中邸の模様採集を始めました。
大正8年に建てられたアトリエは、彫刻に適した安定した明かりを取るために真北を向いています。
その採光の大きな窓ガラスは当時のもので、近づいてみると(とっても高い位置にあるのです)
優しい凹凸がありました。
北側で天井が高いこのアトリエ、冬場はきっと今のように冷え込んだんだろうな
田中先生も「おお寒い」なんて言いながら制作していたんじゃないかしら。
今回は制作記録を映像作家の野本直輝さんにお願いしています。どんな展示になるか、ご期待ください。
公開は2018年2月24日~3月4日を予定しています。
DenchuLabについて→http://okatte.info/denchu/
たいとう歴史研究会について→http://taireki.com/hirakushi/