photo ©Haruka Akagi
&ルフィン(エンドルフィン)
遠田誠が主宰するプロジェクト。
閉鎖空間においてダンス・演劇・舞台美術等の諸要素を多層的に配置し、舞台作品の新たな可能性を実験・純粋培養する。
ダンスを介して様々な街の魅力を浮き彫りにしていく“街” ダンス(ガイダンス)シリーズと対をなす。
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「身体の制約から解放された社会」を目指す時代—
人々の意識はクラウド上へと移送され、そこではストレスのない快適な生活が保障されるという。
不要となった身体は野生化する事のないよう、各自治体への速やかな返還が求められた。
しかし、同調圧力を良しとしない少数派は、違法と知りつつ人目のつかない閉鎖空間へと引き寄せられ、非生産的な饗宴に明け暮れた。
そこではただただ、野良の肉体が在るだけだった。
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遠田さんから「囚人服」というキーワードをもらってから、あれこれ、やり取りしているうちに、こんな作業服のような、つなぎのような衣装が出来上がった。この世界での制服のようになればいいな、と思いつつ。